
■センスでは生きていけない
おはようございます。関川忍ことセッキーです。
あなたの周りに感覚が鋭いと思う人っていませんか?
特に美容の世界だと、センスっていうモノが活かせる業界です。
しかし、そこに人生の落とし穴があります。
感覚が鋭い人はそれなりの活躍をする機会が沢山あります。
しかし、年月とともに徐々にその感覚もずれてきたり、説得力にかける時が来ます。
それは、その背景に「理論」や「根拠」なないからです。
これらがある場合は、センスの後押しをしてくれるので、時が過ぎても時代にあった生き方が出来ます。
ところが、感覚派の人は、自分の感覚に溺れやすく、人の話も素直に聞けなかったり、自分は正しいという勘違いをする恐れがあります。
そして、そのままの人生を歩むと、年月が経つにつれ売りあげが低迷したり、重要なポジションにつくことができなくなります。
特に男性美容師は現場で活躍できる期間が女性に比べ短い傾向にあります。
その時に、経験とそこで身につけた「理論」や「根拠」があることで、現場以外での活躍の場も得る機会が開けるものですね。
それを救うのが経営者の役目でもありますが、感覚派の人はなかなか変われません。
そこで、早いうちに感覚派の人材はそれが通用しないコトを早めに気付かせる必要があります。
言い方を変えれば、その感覚で物事を考える思考を一度壊してあげることが必要です。
そうすることで、感覚派の人は理論的に考え、そこにキラリと光る感性を巻きつけることができるようになります。