
■Think Small
こんばんは。関川忍ことセッキーです。
お店のブランド力を高めると、様々なメリットが出てくるものです。
しかし、お店のブランド力をつけようとするあまり、繁盛店や大手のマネをしがちなのが小さなお店には良くある傾向です。
そこで、今回は男性ならだれもが知っている「ワーゲンビートル」のお話をご紹介しようと思います。
ワーゲンビートルは、フォルクスワーゲン車の代表的な大衆車で、設計はフェルディナント・ポルシェによるもの。
フォルクスワーゲン社の一号車で、英語圏ではそのカブトムシの様な形から「ビートル(Beetle)」「バグ(Bug)」と呼ばれ親しまれています。
1960年ウインカーとテールが2色の大きな物になりますが、
フロン、トサイドガラスは、相変わらず小さいまま
フォルクスワーゲンは1960年代、「大きいことはいいことだ」って言う時代に 「小さいことが理想」という「Think Small」(シンク・スモール)というキャンペーンを展開して、初代『ビートル』の認知度アップしました。
当時の広告
小さなお店がブランド力をつけるには、追随を辞めることです。
いいなぁ~と思う美容室を違う!
そう思うコトが大切なんです。
大手や繁盛店が出来ないコト。
それは、もしかしたらこのビートルの様に弱いところや欠点とされるところに価値があるのかもしれません。
そして、よそが始める前にその価値を高める販促を展開するコトです。
他店の魅力を違うと思う
弱みや欠点から価値を発見する
どこよりも早く着手し販促をかける
これが、ビートルが一躍大衆車として受け入れられた方法です。