■ミラーニューロン的チラシ
おはようございます。関川忍ことセッキーです。
本日1回目の記事です。
藤村先生が「美容室のチラシに外人女性の写真は残念です」と言っていますが、それにはミラーニューロンの神経細胞の働きが背景にはあります。
例えばブームというものが社会にはあります。
このブームは人の「模倣行動」そのものです。
人の行列があると並んでしまうのもそうですが、その行列が女性だけだったとしたら、男性は並びませんよね。
学生が列をなしていたら、ビジネスマンは並びませんよね。
つまり、その行列は「自分と同じ属性の人ではない」と判断するからですね。
懐かしの「お呼びでない」(かなりおやじネタ?)
では、OLさんだけの行列だったら・・・
OLさんは並びますよね。(なかには並ぶのが非常にいや問う方もいますが)
この「模倣行動」をチラシを作る上で考えると、ターゲットに近い属性の写真を載せるコトは、当然反応率があがるというコトは明白ですね。
子供だったら子供の写真。
写真屋さんで七五三なんかのチラシは正に「模倣行動」を促しています。
産婦人科の広告だったら妊婦さん。
リクルートスーツのチラシだったら若手の女優さんや俳優さん。
このように「模倣行動」を意識した写真を使うのが良いんですね。
つまり、OLさんを呼びたければ、チラシにOLさんの写真を使うのが鉄則です。
このことは、社会行動学者であるロバート・B・チャルディーニ氏の調査などでも既に解明されています。