
■予約の取れないお店
おはようございます。関川忍ことセッキーです。
先日、茨城県竜ケ崎市にある美容室Jankさんへ行ってきました。
Jankさんは、昨年から殆ど顧客が失客しない驚異の顧客定着率を誇っています。
うちの会社とはオープン当初から、とっても付き合いの長いお店です。
集客は紹介か、ほーむぺーじのみで、それ以外の集客活動はしていません。
震災後も満員御礼の日が何日もあったファン客に囲まれているお店です。
何故、そこまで顧客の定着が良いのか?
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梅津さん曰く
技術が上手いのは今の時代当たり前になってきています。
当然、さらに上を目指して勉強は怠ってはいけませんが、その技術の活かし所を考えないといけないと思います。
それは、お客様が何を求めて美容室に来たのか?
それを、深層心理からひも解いて理解してあげることが大切なんですね。
入ってきた時の感じ、服装、身につけているモノ、しぐさ、手を加える前の髪型etc・・・。
様々な情報を瞬時にキャッチして、心を読むことです。
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梅津さんは、今では聞かずとも殆どのお客さんの深層心理が手に取るように分かると言います。
人は、認められたいという欲求を持っています。
そして、分かって欲しいという欲求も持っています。
それらを、美容師さんが分かってあげるコトで、どれだけ心が解放されることでしょう。
さらに、その心を形として表現してあげる。
ビジネス社会においても、商品のスぺックが優れていても、この部分が欠けていると売れませんよね。
美容室はある意味、オーダーメイドの髪型製造空間です。
クライアントの言葉では伝えきれない希望を忠実に再現し、なおかつ期待以上の完成度。
そこまでしたら、なかなかよそへは行けなくなりますよね。
美容師さんはどうしても、技術やケミカルに走りがちですが、お客さんの「不の面」や「欲求」を知ることを、おろそかにしていては宝の持ち腐れになってしまいますね。
お客さんと分かり合える関係性
これがキーワードですね!