■人は無意識に必要な情報を「選択」している
おはようございます。関川忍ことセッキーです。
反応のいいPOP、悪いPOP当然POPを貼るからには反応が良い方が嬉しいですね。
では実際に一生懸命に考えて作ったPOP・・・
反応はどうでしょうか?
ここで、認知心理学者「アーリック・ナイサー」が提唱する、生態心理学による記憶研究について知っておくとよいかと思います。
生体心理学においての記憶で面白いことがあります。
例えば、明確な目的を持ってショッピングに行ったとしましょう。
沢山の商品が並んでいるのにも目もくれず、目的の商品を探し遂に購入。
この時、目の前に凄く特徴のあるものが置かれていたとしても、人はそれの存在すら記憶にないのです。
人は自分にとって必要な情報を耳や目から得ていますが、それい以外の情報は無意識に選択し、まったく認知していないというコトです。
反応の悪いPOPは作った本人は凄く目に入るのに、お客様にとっては、存在しないのと同じ状態になっている可能性があります。
POPの反応の善し悪しを、お客様にとって必要な情報なのかどうかを考えながら作ることで、認知され易くなり反応が良くなってきます。
雑音が凄いところでも、特定の人との会話ができるのもこの生体心理から来ることです。
人は「選択的無視」を無意識にしてしまうと言うコトを覚えておくと良いですね。