■セミナー情報の活かし方
こんにちは。東譲ことガネーシャです。
本日も熊本からお届けします。
あなたは今までにどれだけセミナーや講習を受講されてこられたでしょう。
10回以上、50回以上・・・
きっと沢山の体験をされていると思います。
美容界にいるとわからないかもしれませんが、実はこれ、美容界独特の風土なのです。
多くの異業種では、社外で勉強する習慣はありません。
あっても年間1回くらいのものです。
勉強熱心な理美容業界
この風土は業界の宝
業界全てにとって、この強みを生かせれば理美容業界は日本を代表する尊敬を集める業界に育つのではないか思うんです。
そんな素晴らしい習慣のある理美容界ですが、社外勉強には一つ見落としてはいけない点があります。
それは、『講習参加が目的となってしまうコト』
こんな体験ありませんか
帰り道・・・
「いい講習だったね。勉強になった」
1ヶ月後・・・
「あれ?どんな内容だったっけ」
1年後・・・
「何を学んだか思い出せない」
ステキな内容だったはずなのに、これではもったいないですね。
こうなってしまうのは、数多くの要因があるのですが、ココさえ押さえれば大丈夫というポイントを二つお伝えしようと思います。
一つ目は事前準備で、『10人のお客様リストアップ』
どんな講習でも結構です。
講習で学んだ内容を10人のお客様に伝えるリストを作成して下さい。
人に伝えるコトを前提として受講するのと、個々の勉強の為に受講するのでは結果が大きく違います。
『知っている』と『出来る』の違い。
天と地の差が生じます。
2つ目は『結果検証』
リストアップ10名の方に、学んだことを提供出来たのか確認するコトです。
ここで初めて結果の有無を判定できる、生きた講習へとレベルアップすることができます。
『生きた講習』それはお客様の顔が見えているかどうか、伝えるべき相手をイメージして受講できているか、お客様のリストアップ、結果検証。
この二つを実施すれば、スタッフさんの成長を目で見て確認するコトができます。
ぜひ、あなたやあなたのお店の幹部の方が、率先して行って頂ければと思います。
これには嬉しい誤算があります。
モチベーションのアップです。
モチベーションは、小さな成功体験を積むコトと誰かに必要とされる体験で向上します。
リストアップする過程では、お客様に喜んでもらう姿をイメージして作成し、それを自らが実践し結果が生まれる。
喜んでもらった感動は一生の宝ものです。
そもそもお金を得る原則は、お客様に感動を与えるコト。
感動のみが金銭へと変化します。
また、結果検証するコトで、一歩ずつ成長している自己を認識するコトができます。
スタッフのモチベーションが上がる環境を同時に作りあげていきましょう。