
■情報に敏感な社会への影響
こんばんは。関川忍ことセッキーです。
東北地方太平洋沖地震による原子力発電所などの被災と運転停止に伴い、東京電力が3月14日から実施予定の情報が広がったため、社会では混乱が起きています。(皆さん冷静ですが)
ただし、この情報は美容室の場合非常に問題があります。
例えば、パーマをしたい方がいた場合、施術中に停電になってしまうと、パーマ液を流したりすることが出来なくなります。
そのために、美容室ではパーマをあえてお客様に辞めていただいたり、予約をずらしいていただいたりしています。
しかし、ふたを開けてみれば時間になっても停電しない。
これは不確定な情報を流してしまった結果です。
情報がもう少し正確であれば
予約の取り方も、施術時間の確保もできたはずです。
東京電力の方も、万が一という配慮で情報を流されたと思いますが、現場では困ったという声が多いように感じます。
また、お店を空けていた電気屋さんなどでは、懐中電灯や電池がが売り切れています。
このような緊急事態の時には情報が命とも言われています。
しかし、情報の質によってはかえって混乱を招きます。
マーケティングでも
「お客様は正直で、出された情報通りに行動する」
という法則があります。
情報を発信する側も、より正確な情報を流す責任があるコトをご理解いただければと思います。
(良かれと思って出されているとは思いますが)
今日やっと宮城県仙台市のビジネスパートナーと連絡が取れました。
美容室の被害はそうとうのようです。
こちらは茨城県ですが、北陸の方たちとの被害差は大きいですが
物資の問題や、断水、計画停電の施行による様々な問題も起きています。
皆さんと助け合い、何とかこの状況を乗り越えていこうと思います。