■正しいプライスダウンキャンペーンのかけ方④
<生産性が高く、低コストの商品を探す>
新規集客のキャンペーンをするにあたって重要なのが「理由」と「与えるモノ」です。
何のためのキャンペーンなのか?という「理由」があれば、売り込みではなくなります。
また、高額メニューを安くして集客をしようというキャンペーンが多いように感じますが、それって手間暇かけて、コストもかけていて、生産性も高くないメニューが多いですね。
例えば「パーマ」「縮毛矯正」「ヘアカラー」
裏を返せば、そんなに安くしても営業が出来るくらい、コスト(材料・手間)をかけなくてもできるメニューなんだ。
と賢い消費者は考えます。
その、代表的な事例をご紹介します。
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【効果的プライスダウンキャンペーン事例集】
特別ポーチ付きで、送料無料で¥1,200(税込)という手軽さで、
商品を体験していただき、本品へのジャンプアップを促しています。
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スターバックスでは、新商品の試飲を来店客にススメ
新商品の購買動機を高めています。
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既存客以外にも、興味を示した見込み客に、
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<ホテル五龍館のホームページ>
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知ってもらう、体験してもらう場を開放して
集客や商品販売へ繋げています。
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このように、手間やコストがあまりかからない企画を考え、プライスダウンすることで、効果的なキャンペーンをすることが出来ます。(大手企業のソニーは少々お金をかけているようですが・・・)
重要なのは、このプライスダウンキャンペーンで来店されたお客様が、本品(商品、メニュー、宿泊)等へステップアップしてもらうことで、そのために必要な階段を用意し、徐々に興味を持ってもらうことですね。