
こんにちはセッキーです!
ヘッドスパ育成のポイント!
うまくいかない原因と改善策を徹底解明!
<ヘッドスパが成功する美容室特集②>
ヘッドスパはやらない方が良い?
ヘッドスパを導入するにあたって様々な問題が隠されています。
先ずは、導入講習によってその商材やノウハウの検討をします。
そして、ヘッドスパのトレーニングを行う。
カンタンなものでしたらなんとなく出来てしまうヘッドスパですが、
お客様の目が肥えてきている今日では、
そこそこの技術では満足して頂くことは非常に難しくなってきています。
あるお店では、
「以前もやったことがあるから、商材が変わっても何とか出来る」
と導入や再スタートをされたりしているようですが、そこに大きな落とし穴が隠されているのです。
ヘッドスパを、そこそこの技術でやることで、単価が取れなくなるという落とし穴です。
時間単価から考えても「パーマやカラーをやった方が良かった・・・」というような状況も生まれてしまいます。
ここで、考えなければならないのは、時間と料金のバランスです。
特に、少人数でやられているお店では導入を迷う所ですね。
さらに、対象が「リラクゼーション」を求めるお客様ですから、当然技術のマンネリ化は徐々に「飽き」を感じてきます。
イメージがよさそうだから、近隣でもやっているから、という考えで始めても、お客様の期待に答えらないことになってしまいます。
せっかく始めたクイックメニュー等も殆どのお店では
メニューにはあるが、やる方は殆どいないという現状を生み出してしまいました。
次に、少し視点を変えて髪の専門家が行うヘッドスパという所から考えていきたいと思います。
ヘッドスパは頭皮のツボを刺激して「血行促進」等を行いますが、バリ式、ハワイ式等は髪も一緒にトリートメントを行うシステムが多いようです。
しかし、髪のトリートメントはヘッドスパの真の目的になるのでしょうか?
髪のトリートメントに関しては、髪の疑似再生や、重さのコントロール等を自在に行えるメニューが、あなたのお店には既に用意されているはずです。
つまり、トリートメントを魅力にしてしまうと、毛髪再生トリートメントをされるお客さまの方が、メリットがあり、リピートに繋がり易いはずです。
それでは、頭皮に関してはいかがでしょうか?
ヘッドスパの目的は「頭皮をマッサージして血行を促進し、リラックスして頂く」ことです。
つまり、頭皮マッサージがヘッドスパの軸になるのは当然のことではあります。
では、何故「血行を促進」するのでしょう?
言いかえれば、何故美容室で頭皮のマッサージをして血行を促進する必要があるのでしょうか?
コリの緩和、むくみ解消、リラックス効果、皮膚が潤う・アレルギーの改善、不要な老廃物
と水分排出、精神の穏やかにする、頭痛や肩こり、眼精疲労等の患部の苦痛を和らげるetc・・・。
の効果効能を期待して頭皮をマッサージするのですが、この分野って美容室じゃなければいけないのでしょうか?
この様な視点でヘッドスパを見てみると、エステやボディーケア専門店のような異業種の方に強みがあるようです。
ヘッドスパは美容室だけのメニューではなく、実は異業種との比較対象とされている激戦メニューだったのです。
リラクゼーションのプロがライバル
お客様は、効果の比較をしているかもしれません、リラックスの度合いを比較しているかもしれません。
そう思うと、あなたはどの程度の効果や癒しをお客様に提供していかなければ、いけないのかがイメージ出来たと思います。
つまり、同業である他店がヘッドスパをしている、していないという競争領域では無く、ライバルが至る所に存在しているのです。
そのため、十分に研究開発されていないヘッドスパメニューの展開はとても難しいものです。
では・・・
「やめた方が良いの?」
「それとも、やることに反対しているの?」
あなたは、そう思うかもしれませんが、決してそうではありません。
逆に異業種には真似のできない
美容室ならではの魅力を加えることで、このメニューは息を吹きかえします。
「ヘッドスパ = リラクゼーション」という視点を変え、
異業種とは違う目的を設定し再構築するのです。
そうなると、リピーターにもなり易く、お店の新しい価値を生み出す強力な武器になっていくのです。
ここだけの話ですが、ライバルは同業者のみになってきますので、少し努力するだけで圧倒的な差別化をすることが可能になってきます。
いかがでしょう?
ここまでヘッドスパのメニューが人気メニューになりえなかった原因をお伝えしてきましたが、伝わったでしょうか?
つづく