
シャンプーソムリエ こと関川忍です。
僕のブログを覗いていただきありがとうございます。
あなたにとって何か得る物があれば・・・と思って
心を込めて毎日1記事を書かせていただいております。
ここのところ、入荷してすぐに完売とか、ブログやインスタグラム、フェイスブックなどでアップしていただいている8月1日に発売したばかりのキュベシノブシャンプー フレ。
そのコメントの多くに香りの評価が載せられています。
本当にありがたいことだと思います。
しかし、中には香りがあまり好きでは無い・・・という方もいらっしゃるかと思います。
私この香りそれほど好きじゃ無い!
なんてね〜
当然、香りに個性があればあるほど好き嫌いが出てくるものです。
例えばローズの香り。
好きな人は大大大好きだと思いますが、ダメな方はとことんダメですよね。
その他に、そうそうゼラニウムとかも結構好き嫌いがはっきりしています。
どちらも香りの主張があって個性的な香りですので、好き嫌いがはっきりしていて当然です。
また、「天然的」な香りと「合成的」な香りという香りの表現もあります。
キュベシノブシャンプーとキュベシノブシャンプー フレでもその違いが両品にあるかと思います。
しかし、実際にはフレの香りには天然成分がかなり使われています。
では何故合成的に感じるのでしょう・・・?
実は、天然成分をふんだんに使っていようが、調香師さんという香りを調合する方が様々なイメージで天然香料と合成香料をブレンドして独特の香りを作ると、天然的香りになったり、合成的香りになっていきます。
キュベシノブシャンプー フレのフルーティな香りをトップに、優雅なフローラルブーケを組み合わせた甘く優しいFRESHFLORAL の香りは、このような香りをブレンドしてできています。
トップノート:
ベルガモット(天然)
アップル(人工)
コリアンダー(天然)
ミドルノート:
バイオレット(天然)
オリス(天然)
ジャスミン(天然)
ミューゲ(天然)
ラストノート:
ローズ(人工)
ムスク(人工)
チュベローズ(天然)
バニラ(天然)
サンダルウッド(天然)
ラストノートの「ムスク」は現在人工的に作り出した原料しかありません。
このように一つの香りは複数の天然香料と人工香料の組み合わせで出来ているものが沢山有りますが、表示には「香料」としか書いてありません。
フレグランスなどは全てがそうと言っても過言では無いくらいじゃないでしょうか?
そして、オリジナルの香料は手間がかかり、様々な原料を組み合わせるので意外にコストがかかっています。
フレグランスが意外と高単価のものが多いのはそのためです。
キュベシノブシリーズのボディーソープとフレの香りはフレグランスとしてもいけるような調香をして作り上げていますので、非常にコストがかかっています。
でも、香りはシャンプーにはとっても重要なのでイメージ通りに調香師さんには仕上げていただいています。
時折フレグランスの商品化の要望もキュベシノブ愛用者からは頂きますので、ゆくゆくは香りのみの展開もあったら面白そうですね〜。
そういう手間暇かけてつくりあげた香りでも嗅いだ人にとっては通常では嗅ぐことのできない独特の香りでありますので、合成的というイメージも抱かれる場合があっても当然です。
事実、僕の奥さんや娘は合成的でゴールドのキュベの香りの方が好き!とはっきり言われました(苦笑)
でも、ゴールドのキュベの香りは残らないから、本当は残っていて欲しいとも言われました。
精油での香り付の宿命です。
直ぐに揮発してしまうので、残りにくいんです。
ちなみにキュベシノブシャンプーの香りは、オレンジの精油と香料でできていますが、この香料は実際にはヒノキの精油をオリジナルで加工しています。
つまり、精油でも人の手が加わると香料という表示になります。
ただし、これはヒノキの精油のみを加工しているのでコストはボディーソープの香りやフレの香りよりもかかっていません。
ですので、僕の中での天然的香りと合成的香りは・・・
日常感じれるような香り=天然的
オレンンジも、ヒノキもそういう機会のある場所や条件が合えば日常感じることができる香りですね。
非日常的な香り=合成的
先ず、様々な香りをブレンドしたものなので、日常そのものを嗅ごうと思っても無理ですね。
こんなすみ分けを僕たちの嗅覚はしているのではと思います。
これは、いい悪いではなく、全てその人の感性と価値観によるもので十人十色かと思います。
最後に、奥さんと娘・・・
毎日キュベシノブシャンプー フレで洗っていると香りは気にならなくなったそうです。
つまり、香りの記憶が脳に出来たという証拠!
プルースト効果の種が植え付けられたんですよね〜。